2013語り部交流会inあきた開催決定

2013年9月19日

Filed under: お知らせ — 水土里ネット秋田 @ 6:08 PM

◆今年は男鹿で…語り部交流会!!!

安全寺(阿部撮影)

今年で3回目になります、県主催・地球人会議共催の「語り部交流会」が男鹿市で開催されます。

 

「2013語り部交流会inあきた」~水と土、そのすばらしい農村風景を『継承』する精神(こころ)~

江戸時代の紀行家「菅江真澄」が今から約200年前に見た男鹿の水田や滝の頭、一ノ目潟といった水源は、今なお「すばらしい農村風景」として継承されています。その背景にある先人の苦労の歴史や現在の保全活動について、様々な「語り」を通して知り、「継承」の精神(こころ)の大切さを見つめ直すという内容になっております。

平野啓子(平野啓子HPより)『語り部・かたりすと』…平野啓子氏

 

《日時》平成25年10月10日(木)13:00~16:00

《会場》男鹿市民文化会館大ホール

 

詳細は下記でご確認を!

申し込みチラシ

皆様のご参加を心よりお待ちしております。


第16回あきた体験農園開催!!

2013年9月17日

Filed under: お知らせ — 水土里ネット秋田 @ 1:43 PM

◆あきた体験農園作業は「サツマイモの草取り」をしました。

平成25年9月12日(木) 曇りのち晴れ一時雨 気温25.7℃ 湿度72%

朝方パラッと雨が降り心配していたが、空を見上げると晴れ間が広がり、サツマイモの草取り作業をしました。

①サツマイモの草取り

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だいぶ草丈が伸びていて根が張っているのと、サツマイモの蔓と草を判別しながらの作業はかなり足腰に負担がかかっています。重労働ですが、みんな一生懸命頑張っています。 (^_^;) 

===紅あずま(ベニアズマ)の特徴 === 

関東で人気の品種です。皮の色は少し紫がかった濃い赤色で、果肉の色が黄色く粉質で、繊維質が少なく、蒸したり焼くとホクホクとネットリの中間タイプのサツマイモです。

===紅あずま(ベニアズマ)の収穫期と食べ頃の旬 === 

収穫時期は、植付けから100~110日から~約4ヶ月頃、葉色の一部が枯れて葉が少なくなったら収穫の適期と判断するので、その時期に試し掘りしますが、小さな芋でも2週間後くらいが収穫時期になります。遅くまで地中にあると、繊維質が増し不味い芋になります。更に放置しますと芋に亀裂が出来るようなことも、しばしば起こります。

2ヶ月ほど貯蔵したほうがデンプンが糖質に変わり甘みが出て美味しくなるので、食べ頃の旬は12月から2月ごろまでとなります。

②畑の状態

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9/2に植付けしたハクサイ(左)、大根(右)が元気に成長しています。

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里芋(左)は小さな葉を増やし、ねぎ(右)は、少し成長が遅れているかな?

③サツマイモの生育状況確認

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大きくなっているか気になって、少し土を寄せてのぞいてみました。(*^_^*)  

生育実証ほ場の状態   

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トマトがたくさん実っていて、大根が地上に見えてきています。とても綺麗な畑ですね。

⑤ 草取り終了

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すごい量の草を取ったら立派なサツマイモ畑になりました。

★今日の農園作業参加者 

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~第16回農園作業に御協力いただきました6名の皆様、ありがとうございました。~

ゆっくり温泉にでも入って足腰癒やして下さい!!

 

★次回の予定★ 

第17回農園作業  

平成25年9月25日(水) 午前9時~11時

◆ハクサイ・大根・カブ畑の草取りと追肥及び菜の花種まき

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※※ あきた体験農園の目的 ※※ 

 都市近郊の耕作放棄地を再生し、農地環境の改善と都市住民の農業に対する理解を得るため、農業体験を通した食育やコミュニティ活動による地域住民参加型の体験農園を開設しております。

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◎◎◎ 皆様の参加お待ちしております。では、現地でお会いしましょう!! ◎◎◎ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


水土里ネット一ノ目潟、クリーン・アップ活動

2013年9月9日

Filed under: お知らせ — 水土里ネット秋田 @ 11:15 AM

◆青空の下で…清掃活動を行いました!!

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9月4日、水土里ネット一ノ目潟(男鹿市北浦一ノ目潟土地改良区)が主催する「一ノ目潟」のクリーン・アップ活動に参加させていただきました。21創造運動の一環として平成14年度から毎年続いているこの活動は、今年で11回目。県や男鹿市、地元関係者など併せて40人近くが集まりました。

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まずは一ノ目潟に集合し、戸嶋理事長の挨拶で清掃活動開始!しかし、毎月月末に清掃活動を行っていることもあり、ゴミはそれほど見受けられませんでした。皆様の手によって、丁寧に管理されていることを目の当たりにしました。

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次に西水口公民館へと移動し、同改良区が管理している隧道(水路トンネル)の改修工事について秋田地域振興局の担当者の方から報告と、舛谷課長から一ノ目潟の「年縞」についてのお話がありました。

隧道内の岩盤の風化から、地元住民の強い要望により実現したこの工事。上流の1号トンネルと下流の2号トンネルとがあり、この7月に掘削作業が完了したばかりです。これからコンクリートで壁を固め、完成は来年になるそう。

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説明終了後、ずい道の見学が行われました。

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狭い間口から入ると中は思った以上に広く、ほぼ直線の道が続いていました。先人たちがのみを使ってこの長いトンネルを掘り進めていったのかと思うと、その苦労がひしひしと伝わってきました。

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この地域の農業用水の恵みである一ノ目潟や、歴史的な土地改良施設の隧道。これからも大切に守り、使い続けていってほしいと思います。

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎一ノ目潟について◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

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6~8万年前の火山活動に伴いできた湖。近くの二ノ目潟、三ノ目潟とともに「目潟火山群」を構成している。いずれの目潟もマグマの水蒸気爆発によって造られたマール湖で、東北地方でほかに例がない。2006年の調査で「年縞」の存在が確認され、翌年には国の天然記念物に指定された。「年縞」とは、湖底の堆積物が1年ごとに積み重なり縞模様を築くことで、今年の調査で一ノ目潟は国内最大の約60mに達していることが分かった。これは、過去5~6万年間分に相当する堆積と考えられ、地震や噴火、気候変動に伴う植生変化などを正確に把握する手がかりとなることが期待される。


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