男鹿安全寺美田オーナー体験交流

2018年6月26日

Filed under: お知らせ — 水土里ネット秋田 @ 9:44 AM

◇◆田植え・案山子(かかし)作り体験に行って来ました◆◇

6月3日(日)男鹿市安全寺地区で「田植え・案山子(かかし)作り体験」が行われました。
この体験は安全寺里山保全会が主体となり、平成26年度から毎年この時期に開催されています。

安全寺地域は、「男鹿三山(本山・真山・毛無山)」の梺にあり、なまはげライン沿いに広がる地域です。なまはげラインからなる「なまはげ大橋」からは安全寺地域の美しい景色が一望できます。この美しい景色は、平成27年度に秋田県農林水産部が指定する「まもりたい秋田の里地里山50」にも選ばれました。

当日は雲一つない晴天の中、開会式が行われ菅原市長始め、保全会代表の安田さんなどから挨拶を頂きました。
また、男鹿市で開催されたということもあり、なまはげも応援に駆けつけてくれました。
開会式が終わると、田植え体験のため、田んぼへ移動です。

 

 

地元農家のお父さん、お母さんに一通り植え方を教えてもらった後、いざ田植え体験スタートです!
なまはげも田植えに参加してくれました。

 

 

田植えでは子どもから大人まで泥だらけになりながら頑張りました!
田植えが終わると、待ちに待ったお昼ご飯です。子どもたちも服に泥をつけながら一生懸命植えたので、「お腹空いた~」と話していました。
お昼のお弁当は、地元安全寺で取れたお米で作ったもちもちの大きなおにぎりと地元で取れた山菜の煮物とみずの漬け物、それに竹の子の味噌汁も頂きました。お米は一粒一粒がつやつやしていて弾力があり、噛めば噛むほど甘みが増し、あっという間に食べてしまいました。

美味しいご飯を食べた後は、案山子(かかし)作りです!
みんなで持ち寄った洋服を案山子(かかし)に着せ、それぞれ顔を描いて完成です。

 

実際田んぼに入ってみると、なかなか思うように田から足が抜けなかったり、植える際にラインに沿って真っ直ぐ植えているつもりでも、少しずつ曲がってしまい田植えは見ている以上にとても難しかったです。
今では技術がどんどん進歩し、苗を手で植える方は少なくなってきましたが、先人は皆、機械に頼らず手で植えていました。私たちがいつも食べているお米はこのように農家の方が毎日苦労しながら丹念に育ててくれるからこそ美味しく食べることができるのだと改めて実感しました。
これからも農家の方々の苦労を忘れず、感謝をしながらお米を食べなければならないと思いました。今から秋の稲刈りが楽しみです!


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