◇◆本会髙貝会長が決意表明を行いました◆◇
5月20日、食料・農業・環境を守る秋田県民会議主催による「TPP国会決議の遵守を求める秋田県民代表者集会」が開催され、関係22団体が集結した。
内容は、環太平洋連携協定交渉で、コメなどの農産物重要5項目を保護するとした国会決議の遵守を求めるということで、交渉が最終局面を迎える中、農産物の関税維持などに向け、運動を重ねていこうというもの。
本会の髙貝会長は「私達土地改良事業団体連合会は、水田農業の根幹である、農地の基盤整備・用排水路の整備など土地改良事業による、本県農業の生産性向上を図るための基盤整備を行ってきた。農業・農村を取り巻く情勢は、農業者の高齢化、担い手の減少などの構造的な課題に加え、これまで農業を支えてきた地域協働組織の機能が低下し、農地や農業用施設等の地域資源を適切に維持管理することが困難な状況ともなっている。本日ご出席のご来賓の秋田県・国会議員・県議会議員の先生方には重要５品目を聖域とすること、食の安全基準を守ること、ＩＳＤ条項の回避することなどの国会決議を遵守し交渉されるよう進言して頂くようお願い申し上げる」と決意表明を行い、
県民会議代表の木村一男代表は、「米価低迷に苦しむ生産の現場から不安の声が上がっている。国会決議を必ず遵守し、国益を守れない場合は交渉からの脱退を要請する」とTPP交渉でのコメの輸入枠拡大や牛肉、豚肉の関税引き下げの報道について反対を行いました。
最後は出席者全員の「ガンバロー」三唱で幕を閉じました。
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