◇◆今年は大潟土地改良区が主催です◆◇
9月29日、ホテルメトロポリタン秋田で「平成28年度全国土地改良施設管理事業推進協議会研究会」が開かれ、全国各地から約150名が参集した。
まずは、主催者として全国土地改良施設管理事業推進協議会の丸目賢一理事が挨拶を行い、熊本での震災や北海道・岩手の台風被害などについても触れながら日頃からの施設管理の重要性を述べた。次に、大潟土地改良区の後藤幸三理事長も、秋田での開催について触れながら、歓迎の意を表した。
続いて、農林水産省農村振興局整備部水資源課施設保全管理室の大内毅室長が「農業水利施設の保全管理」として講話を行った。
近年叫ばれている農業水利施設の老朽化に対するストックマネジメントや、施設管理に対する国の公的支援の概要について資料を用いて話され、土地改良区等の管理体制の強化などの重要性を述べた。
その後も大潟村教育委員会北林 强教育長が「八郎潟干拓と大潟村の現状」、地元大潟村にある有限会社正八の宮川正和代表取締役が「正八の取組について」特別講演を行った。また、大潟土地改良区の金野貴志課長補佐が「大潟土地改良区の事業概要について」として事例発表も行われた。最後は、北海道にある北海土地改良区の尾田則幸理事長が、次期開催地を代表して挨拶を行い、閉会となった。
長丁場に渡る研修となったが、参加者達は真剣に講演に聞き入っていた。
明日30日は、南部排水機場など大潟村の施設を巡る「現地研修会」も予定されている。
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