水土里ネットのスキルアップ研修会

2015年9月2日

Filed under: お知らせ — 水土里ネット秋田 @ 5:03 PM

◇◆年代別に分かれてスキルアップ講習会を開催しました◆◇

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8月11日、18日、25日の3日間、水土里ネットのスキルアップ研修会」を開催。今年度は、NPO法人あきたNPOコアセンターの吉田理紗さんを講師に迎え、「地域の中で話し合いを進行する技術」を議論整理の方法である「ファシリテーショングラフィック」という技法を用いて学びました。

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20~30代の回では28名、40代では16名、50代でも16名の改良区職員計加。色マジックを使ったり、グループになって模造紙を埋めていったりと、徐々に人とヒトとの距離を縮めていくような、大半の人が初めて行う講義内容で、最初は緊張した面持ちだった面々も時間が経つに連れ、議論が白熱。休み時間までグループで討議する様子が見られました。

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最終プレゼンテーションでは、各回でそれぞれ別のテーマについて話しあってもらいました。20~30代は「今後の水土里ネットが地域で果たす役割とは?」、40代は「このグループで話したいことをテーマに掲げる」、50代は「地方創生 秋田の未来『秋田がこんなところになったらいいな』」。特に40代では、自分たちでテーマを決めるとあって、悩みながらも「水土里ネットの将来」、「職員の将来」、「未収賦課金をどうしていくか」、「職員の在り方」というテーマでそれぞれ話し合いを進めました。

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時間が限られていることもあって「もっと話したい」という意見が多かったです。それでも、午後の5時間集中して講義を受けていました。帰り際、「他の改良区の人達とこんなに心から話したことはなかった」「来年は是非1泊2日でお願いします」という嬉しいご意見もいただきました。

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30代の男性職員からは「これから圃場整備が始まるので、協議会の話し合いをわかりやすくまとめる事が重要になってきている所です。今回、研修の中で吸収した部分を活用できるようにしていきたいと思いました。ファシリテーショングラフィックを日常の業務にも活用していきたいです」、40代の女性職員からは「スキルアップ研修会はどういう事をやるのかと、申し込んだ日からドキドキしていました。参加してみて、まず一言で言えば楽しかったです。今日教えて頂いた事が何かに役だてればいいなぁと思います」と感想も頂き、「また色々な研修会を開いてほしい」という職員の方達のご要望に少しでも応えて行けたらと思っています。今年度は同年代同士を集めたため、まずはお互い肩の力を抜きながらリラックスして交流することでき、普段関わりがないような他地域の職員同士でも共通した悩みを持っていることを知り、今後の改良区運営における意識向上への第一歩を踏み出すものとなったのではないでしょうか。