ワークショップ・講演会を開催しました!

2014年9月2日

Filed under: お知らせ — 水土里ネット秋田 @ 1:08 PM

◇◆目からウロコの連続でした◆◇

8月27日、秋田県生涯学習センターにて土地改良区職員を対象としたワークショップと講演会が開催されました。講師は前述の太田信介氏。今年5月に全土連で行われた「農業農村整備広報会議」の広報ワークショップを受けたことから本会職員が感銘を受け、「是非秋田にも!」という熱烈なアタックで今回実現の運びとなりました。

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午前中から始まったワークショップは「水土里ネットの今後と広報を考える」と題し、広報業務に係わり・関心のある県内土地改良区職員と本会若手職員25名が参加。

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「改良区をPRするための写真」については、事前課題として参加者に用意してもらった写真を材料に討論を展開。縦軸を「人・組織」の視点、横軸を「施設」の視点としてホワイトボードに自分たちで張り出しを行い、それを太田氏が添削。「職員も施設も共に写っていて、土地改良区の仕事が見える」と判断された写真は1枚に留まりました。

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これには参加者たちも「写真の撮影の仕方で受ける印象が違うことを学んだ。写真1枚、コメント1行で共感できる広報作りを目指していきたい」と感銘を受けていました。

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午後から同会場の講堂で行われた講演会「秋田の水土里を未来に!~水土里ネットの役割と今後を考える~」には土地改良区や県、市町村など150名が参加。

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太田氏は「改良区と言えば関係者は誰の顔を思い浮かべるか」という質問に「理事長」「事務局長」との回答が多数だったことに対し、「組合費はどこから出ているのか」「意思決定機関はどこか」といった投げかけから「本来の土地改良区の形」を明確にイメージさせていました。

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また、「総代会は改良区のことを知ってもらえる1番の機会(広報活動)になる」と話し、個々の農家(組合員)と関係を築くことの重要性を説きました。

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「整備が進み、何もしなくても水土里が存在すると思っている人たちに、水土里を育むためにたゆまず努力をしている人々と組織があることを知らせるべき」とし、「低コスト」で「身近なところ」から形にとらわれない広報活動を通常業務と一体に行い、広報を活かしていくことを勧めました。

 


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