5月30日(木)、土地連各支部の担当地域において、ゴミゼロ運動が全県同日開催されました。
水土里ネット秋田では、毎年5月30日を「ゴミゼロの日」とし、全県一斉にゴミ拾い活動を行っております。
今年で12回目の開催となり、参加者は昨年度と比べ20人増え、総勢262人が各地域のゴミ拾いに汗を流しました。
各支部の活動実績については下記のとおりです。
■鹿角支部
実施場所:小坂町荒谷字手紙沢地内 水路、農道
参加人数:20人
感想
初めて小坂町での開催となったが、農道脇に菓子の袋や、空き缶などのゴミがあった。多くの
ゴミは草陰に埋もれる形であったが、隈なく清掃することが出来た。他の改良区や、県・町な
どの関係者との交流の場にもなり、とても有意義な活動になった。今後も活動を通して様々情
報交換をし、地域全体で農村環境の維持保全に努めていきたいと思う。
■大館・北秋田支部
実施場所:三浦堰及び支線用水路
参加人数:30人
感想
三浦堰については住宅の周辺を流れる用水路であるため、きれいに管理されており、ゴミは
ほとんど落ちておりませんでした。支線用水路脇の農道には、空き缶やペットボトル
タバコの吸い殻が多く見られました。この活動に参加して、一人一人がゴミ問題を意識して
いけば、誰もが安心して住める美しい環境に繋がっていくことと思います。
■山本支部
実施場所:三種町浜田地内 国道101号線沿い
参加人数:41人
感想
草で見えにくかった道路沿いには車から投げ捨てられた空き缶やペットボトル等がたくさん
あった。このことによって景観を損ねるだけでなく地球環境を悪化させ、時にはケガや交通
事故の原因となる可能性もある。ごみのポイ捨てをなくし快適に過ごせるよう環境整備を進
めていく必要があると感じた。
■秋田支部
実施場所:潟上市天王 「長沼ため池、長沼尻揚水機」
参加人数:33人
感想
ため池を囲む散策コースでのゴミ拾いを行いました。人目につく場所にはゴミはほぼ無く
ゴミの多くは散策コースから少し外れた茂みの中や、ベンチの裏など人目につかない
場所に隠すように捨てられていて見つけるのが難しいと感じました。そのため
ゴミゼロ運動のような大人数でのゴミ拾いは環境維持には効果的だと感じた。
■由利支部
実施場所:由利本荘市矢島町 「花立ため池」
参加人数:16人
感想
・思ったほどゴミは少なく、普段から水利施設や自然環境への配慮がうかがえた。
・ゴミ拾いをしながら、土地改良区の事務運営や維持管理等に関する情報交換や情報共有ができて良かった。
・今回の運動を通じ、改めて美しい農村環境の維持保全への啓発に務めたいと感じた。
■仙北支部
実施場所:仙北市西木町 「宮田頭首工、カタクリ館周辺」
参加人数:42人
感想
私が回ったところはゴミが少なく、地元の方々の日々の管理が行き届いていると感じま
した。落ちているゴミは、小さな子どもが興味本位で拾ってケガをする原因となったり
「誰か捨てているから」捨てていいものだと誤解し真似をすることにも繋がったりしてし
まう事も考えられるので、不法投棄防止やゴミゼロのような活動が大切であると改めて
感じました。今後も地域全体で農村環境の維持保全を心がけてほしいと思います。
■平鹿支部
実施場所:横手市大森町 「大納川頭首工」
参加人数:59人
感想
ゴミゼロDAYには初参加である、せっかくの機会なのでたくさんゴミを拾おうと意気込
んでおりましたが、目につくゴミはほとんどなく、改良区をはじめ住民の方々が頭首工
や水路、街を大切に管理されていると感じました。今回の活動を通じ、綺麗な横手の街
や水路を維持できるように私自身も意識して生活したいと思いました。
■雄勝支部
実施場所:湯沢市杉沢字大台 「大台第一ため池、大台第二ため池」
参加人数:21人
感想
ため池のある大台自然公園は多目的に使われている施設のため、各地域の保全隊活動や
湯沢市釣公園協議会、大台沼自然公園愛護会などの関係団体による啓蒙や各個人のモラ
ル向上などもあり、本年度清掃活動のゴミは本当に少なく、ゴミゼロ運動の成果が如実
に現れていると感じました。また、当日は釣り客も多く、土地改良施設の持つ自然の水
辺空間がますます素晴らしい輝きを地域に発してくれると思います。農業用水は地域用
水の面でも活用されていることから、この活動が多くの方々に周知され、ゴミゼロの環
境を作っていきたいと願っています。
ご参加の方々、大変お疲れ様でした。
来年度もよろしくお願いいたします。