基盤地図の共有化により業務の効率化・高度化を実現
① 農地や農業水利施設情報などに関する図面と情報の一元管理や迅速な情報検索
これまで紙や表形式のデータベースで管理していた多種多様な農地や営農に関する情報をコンピュータ上で一元管理することができます。必要な情報を必要なときに瞬時に引き出すことが可能となり、業務の効率化を図ることができます。
② 農地や農業水利施設に関する情報などを相互に利用
水土里情報システムを利用することで、各利用機関が保有する農地や水利施設情報を関係者の合意が得られれば共有情報として利用することができます。
③ 情報をビジュアルに表示・加工
例えば農地の利用状況や耕作放棄地の分布状況などをビジュアルに表示することで、農地の集積計画策定や耕作放棄地の解消に向けた対策の検討資料などに効果を発揮します。 また、農家の方々にも分かりやすい説明資料を作ることができます。
情報共有の仕組み
水土里情報システムは、インターネットを利用したWebGISであり、利用者はシステムに格納した情報をインターネット上からいつでも利用することができます。また、格納された各利用者の情報は、関係者の合意が得られれば共有情報として利用することができます。
水土里情報システムで取り扱う情報
秋田県内の25市町村を対象に以下のデータを整備
◇農地筆・耕区
◇デジタルオルソ
◇農業用用排水施設
◇デジタル基図 (S=1/2,500,1/25,000)
◇農道 (農道台帳より作成)
◇農業振興区域界 (農振、農用地区域)