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水土里の野菜倶楽部

2025年05月14日

 5月1日(木)水土里の野菜倶楽部と大住小学校3年生の皆さんでじゃがいも植え体験を行いました。

 水土里の野菜倶楽部とは、体験農園を通じ、近隣小学校児童の農業体験の維持・拡大と、仁井田地区の伝統野菜の復活・伝承・発展を促進させるための活動をしています。

 当日は天候に恵まれ、晴天の中、作業を行いました。

 最初に、水土里の野菜倶楽部のメンバーからじゃがいもの成長過程や植え方についてレクチャーがあり、子どもたちは、初めて知ることも多かったようで、時より驚きながら熱心に説明を聞いていました。

 説明が終わるといよいよじゃがいも植えのスタートです!

 作業中は、子どもたち一人ひとりがとても楽しそうに植え付け体験をしてくれました。

 この体験を機に、普段何気なく食べている野菜の成長過程を知ってもらうことや、「農」に興味を持ってもらえたら嬉しく思います。

 そして、後日、大住小学校の校長先生、3年部の鈴木先生、参加した生徒さん3名にインタビューをさせていただきました。下記はインタビュー内容となります。

Q1:今回、3年生の皆さんに農業体験をしていただきましたが、この体験を通してどんなことを学んでほしいと思いますか?

鈴木先生:子どもたちは、地域の良さを学び、愛着を持って将来地域のために何かできる人になってほしいと思っています。その中で、3年生の課外学習のテーマが「自分たちが住んでいる地域の良さについて知ろう」ということで、なぜこの野菜はここで育てられているのか、育った野菜はどこで食べられているのかなど自分たちなりに疑問を持ちながら、様々なことを学び、最終的には、地域のために何かができる人になってほしいと思います。

Q2:生徒の皆さんはこの農業体験を行う前後で気持ちの変化等はありましたか?

鈴木先生:子どもたちは、じゃがいもを植える際、小さい種を植えると思っていたようで、まさか芽が出たじゃがいもをそのまま植えるとは思っていなかったのでとても驚いていました。このように大人にとっては何気ないことでも、子どもたちにとっては大きな発見がたったようで気持ちの変化というよりも様々な「気づき」があったように思います。

Q3:授業の中で「農業」について教えていただいていると思いますが、今後、農業体験を通して生徒の皆さんに「農」についてどのように教えていきたいと思いますか?

校長先生、鈴木先生:今回のように実際に外へ出て自ら体験することで、ここの地域では、大切なものを育てている場所だということを教えたいと思っています。最近は、お米の値上がりなど「食」についてのニュースをよく耳にするため、子どもたちなりに地元の食材を食べれることの良さに気づいてほしいと思っています。

【生徒の方へのインタビュー】

Q1:今回、じゃがいものを植えてもらいましたが、おうちでも何か育てている野菜はありますか?

生徒:ピーマン、トマト、人参を育てています。

Q2:実際にじゃがいもを植えてみてどうでしたか?

生徒:とても楽しかったです。

Q3:将来大人になったら何か植えてみたい野菜はありますか?

生徒:トマトやキュウリを植えてみたいです。

Q4:じゃがいもが大きくなったらどんな料理をして食べてみたいですか?

生徒:ポテトサラダ、カレー、フライドポテトを作って食べたいです。

大住小学校の皆さん、先生方、ありがとうございました。これからどんどん大きくなるじゃがいもを観察しながら夏の収穫を楽しみに待ちましょう!             

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