令和元年度の職員講習会が、 大仙市大曲にあるグランドパレス川端にて11月28日(木)に行われ、 71名が参加しました。
職員会仙北支部長より 「今年8月に行われた全県の職員講習会での、ビジネススキルアップ講座が ”組織人として信頼される存在になる”を目的にしたもので、 確実に自分のスキルアップになる内容であった。 検討した結果、仙北支部でも同じテーマに取り組むことにした。 また、職員会の一番の使命は情報交換の場と考えており、 この職員会をフル活用してそれぞれの組織のために役立ててほしい」と挨拶がありました。 次に秋田県土地改良事業団体連合会の高貝会長が 「県の方向として、米依存脱却の複合型生産体制が着実に進められている。 しかし、生産現場としては人口減少や高齢化に伴って労働力が不足するなど深刻な課題もある。 これからはあきた型ほ場整備を積極的に推進していくとともに スマート農業導入を見据えた基盤整備を進めていく必要がある」と述べられました。 続いて秋田県農林水産部農地整備課石川政策監より挨拶をいただき、 「秋田県では米からの脱却のため、いろいろ政策を進めているが、 その中の一番の柱はあきた型ほ場整備であり、これは全国各地から注目を浴びている。 秋田県と言えば”米”というイメージがあるが、徐々に戦略的作物の生産が高くなってきている。 ICTなど実験も行っているが、ほ場がしっかり整備されていないとスマート農業も難しい。 今後も地元と連携を密にとって進めていきたい」と述べられました。 さて、株式会社北都銀行お客様相談室の時田悦子さんを講師に迎え、 今回の講習のテーマ「ビジネスマナーについて」の講義が、 ”マナーについてどういうふうに考えているか” という問いかけから始まりました。 時田さんは、 何気なくしている挨拶も相手に届かないと意味がない、相手に届く挨拶を心がけること、 第一印象を決める要素のうち、目つき・表情・態度などの見た目が55%を占めることを挙げ、 仕事を円滑に進めるためにも、普段慣れて忘れがちな基本的なことや当たり前のことを 一つ一つ積み重ねていくことが大事と繰り返しおっしゃっていました。 一度休憩をはさんで、 仙北地域振興局農林部農村整備課の池田課長から 「仙北の土地改良事業」と題して昭和から行ってきた事業を振り返りつつ、 今の施策体系と指標について講義いただきました。 最後は秋田県土地改良事業団体連合会農地整備部の小松部長より、 土地改良法改正に伴う会計指導員が行う指導監査についてや、 相続財産管理人制度の活用支援について、情報提供がありました。
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