暑さもようやく和らぎ、秋晴れの良い天気が続いています。いつの間にか稲穂も黄金色に変わり、これから本格的な稲刈りが始まりますね。
犀川左岸に位置する三浦堰頭首工は江戸時代、三種町の三浦八右衞門という地主によって造られました。もともとの取水源は米代川であり、隣町の比内町扇田地内を流れる二井田堰用水を犀川へ合流させて下流にて堰止められました。これが三浦堰頭首工の始まりで、幹線用水路(三浦堰)へ導水し下流約400haにかんがいされています。
その後、幾多の改修工事を経て昭和29年にコンクリート固定堰となりましたが、老朽化に伴い平成9年度に県営ため池等整備事業において現在の頭首工に全面改修されました。平成26年度にはストックマネジメント事業により長寿命化を図り現在に至っています。
頭首工が整備されたことにより安定的な取水が図られるとともに、地域内の防災上でも欠くことのできない重要な役割を果たしています。
今年は高温続きで雨量も少なく渇水が心配されましたが、適正な取水管理のもとでかんがい期間を終えることができました。
先日 山形県 新庄土地改良区から維持管理委員の皆さんが視察に見えられました。
【魚道工】
【管理橋から下流 護床工】 【遠方操作室】
この後、委員の皆さんは大館駅近くに今春オープンした「秋田犬の里」へお寄りになるとのことでした。 さて、ここ大館はハチ公の生誕の土地。ということでハチ公にちなんだ写真を何枚か紹介します。
【二井田大橋に秋田犬の親子像】 【女の子と秋田犬像】
【マンホールが秋田犬です】 【大子内 ここが本家ハチ公の生家です】
【 最後は現在の管内のほ場をパチリ! 】 |
各土地改良区においては、これから賦課金徴収業務が始まる時期で業務多忙になることかと思います。
朝晩は気温も下がり、冷え込んでくるので体調管理には充分気をつけていきましょう。
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