昭和のはじめ、水源供給能力強化のため 上流のダムを建設するとともに設置された円形分水工が 美郷町六郷温泉あったか山へ向かう道すがら左手に見えてきます。 関田円形分水工は六郷扇状地の扇頂部にあり、扇の要的存在。 扇状地の地形を巧みに利用して水を平等に配分しています。 六郷扇状地は、 水源山林に源を発した小河川が丸子川の上流で合流し、 この丸子川の氾濫が繰り返され土砂が堆積し長い時間をかけてできたもの。 180個の穴から7つの水路に配分される そしてそのむかし 水源山林が荒廃し流域の水量が減少、かんばつ被害を大きくなり、 流血惨事を招くほど激しい水争いが発生したこともあったようです。 かんばつや洪水などの困難と戦いながら 水源山林の育成やため池などの施設を築造してきた 先人達へ思いを馳せながら、訪れてみてはいかかでしょうか(かんがい期がおすすめ) 火野正平さんもきました! にっぽん縦断こころ旅545日目
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