「水土里キッズのわくわく探訪inみたね」

2018年8月6日

Filed under: お知らせ — 水土里ネット秋田 @ 9:34 AM

◇◆三種町に行きました◆◇

7月14日(土)、三種町にて「水土里キッズのわくわく探訪inみたね」が開催されました。
当日、午前中は曇り空でしたが、午後になるにつれ次第に晴れ間も見え、みんなの気持ちが通じたかのようなお天気となりました。

当日は、秋田市から25名の「水土里キッズ」が参加し、保護者やスタッフを含め、約60名での「わくわく探訪」となりました。この「わくわく探訪」は、小学校高学年を対象としており、今年で22回目を迎えます。子ども達に土地改良区の役割や、農業が盛んな秋田ならではの魅力を伝えて行くため、様々な体験を通じて、子ども達や保護者に「農」への理解を深めてもらう目的で行っています。
今年度は、秋田県山本地域振興局農村整備課、三種町農林課、水土里ネット秋田山本支部、秋田県能代地区土地改良区、三種町浜口土地改良区、水土里の広報委員会の皆様にご協力頂き、三種町の農業水利施設見学及び、メロンの収穫体験などを通じて、水土里ネットの役割を楽しみながら学びました。

開講式では、秋田県能代地区土地改良区の今野理事長、三種町農林課の寺沢課長、秋田県山本地域振興局農村整備課の桜庭課長よりご挨拶頂きました。
   

   

開講式が終わり、最初に秋田県能代地区土地改良区が管理している「調整水圧水槽」へ。
この調整水圧水槽は、高さ27mと高く、素波里ダムで水を貯えた後、素波里頭首工で取水し、16kmのパイプラインで送水し金岡地区に水を潅漑しています。
秋田県能代地区土地改良区の能登事業課長から調整水圧水槽の説明を受けた後、秋田県山本地域振興局農村整備課からサイフォンと調整水圧水槽の仕組みを手作りの模型を使って、分かりやすく説明して頂きました。
また、当日は秋田県山本地域振興局農村整備課所有の「ドローン」を飛ばして頂き、子どもたちの写真や動画の空撮も行いました。
説明の後、実際に子どもたちは調整水圧水槽の上を目指して登りました。最初は意気揚々と登っていた子どもたちも、あまりの高さに「こわい!」と言って途中で降りる子もたくさんいました。
   

  

次に「惣三郎沼」へ行き、ため池の役割について秋田県山本地域振興局農村整備課の担当者から説明して頂き、このため池の堤体は高さ5.6m、長さ463mあります。子ども達は「この惣三郎沼は学校のプール360杯分の水を溜めることができる」と説明を聞き、とても驚いた様子でメモを取っていました。
   

   

午前中の見学が終わり、惣三郎沼近くにある森岳温泉「ゆうぱる」で昼食を取りました。
美味しいお弁当を食べた後、みんなでゲーム大会です!学年ごとに分かれ、紙コップ・輪ゴムを使ったゲームを行ったり、パズル、ビンゴ大会など子どもたちは家族や友達と一緒になって遊んでいました。
   
 
   

午後からはいよいよお待ちかねの「スプリンクラーの実演」「メロンの収穫体験」です!
三種町浜口土地改良区の牧野理事長にご挨拶を頂き、同土地改良区の畠山事務局長の説明後、ネギ畑に設置のスプリンクラーを動かして頂きました。これには子ども達も大はしゃぎで水を被っていました。
「メロンの収穫体験」では、子どもたち一人一人が自分で選んだメロンを収穫し、子どもたちの顔よりも大きなメロンをお土産に持って帰りました。
   
 
   
 
   

最後に「八竜風力発電所」の風車を見学しました。三種町の釜谷地区から芦崎地区へ南北方向に17基の風車が建てられており、三種町の7割にあたる5000世帯の年間消費電力を発電していると、水土里ネット秋田事業調整センターの松橋センター長からの説明があり、子どもたちは大きな風車を熱心に、そして眩しそうに眺めながら聴き入っていました。
   

全ての見学が終わり、閉講式では、水土里ネット秋田総務企画部の阿部次長より挨拶を頂き、今年の「わくわく探訪」は無事閉講となりました。
   

今回の「わくわく探訪」では、三種町の農業水利施設を訪れ、三種町でしか体験できないグリーンツーリズム体験も行うことができました。参加してくれた子ども達も、メモ用紙がぎっしり埋まる程メモを取りながら熱心に説明に聴き入り、土地改良区の役割について深く知ってもらえただけではなく「わくわく探訪」が終わる頃には参加してくれた子ども達同士も仲良くなり、「来年も参加したいね!」という会話も多く聞こえてきました。私たちスタッフも来年の企画が脳裏を横切りました。
   


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