男鹿安全寺美田オーナー体験交流

2019年6月5日

Filed under: お知らせ — 水土里ネット秋田 @ 1:18 PM

◆◇田植え・案山子(かかし)作りを体験しました◇◆

6月2日(日)男鹿市安全寺地区で安全寺里山保全会が主催となり「田植え・案山子(かかし)作り体験」が行われました。
この活動は、男鹿市安全寺地区での農作業体験や交流会を通じ、地域の方々と一緒に安全寺の里山の田んぼを保全していくサポーター(オーナー)を募集するものです。

当日は快晴で心地の良い風が吹く中、開会式が行われ、始めに、安全寺里山保全会代表の安田さんの挨拶に続き、ご来賓の秋田県 川原副知事様、男鹿市 菅原市長様、秋田県議会議員 杉本様よりご挨拶がありました。


 
 

開会式が終わり、地元安全寺地区の方々が植え方を丁寧に教えてくれました。


 

説明後は、いよいよ参加者全員で田植え体験スタートです。
参加者は田んぼの端に一列に並び、一斉に田植えを始めました。
昨年も一緒に田植えをした「なまはげ」さんが、今年も参加してくれました。

 

晴天に恵まれ、参加者は汗だくになりながら、頑張りました。
また、子どもたちは泥に足を取られ転んでしまう子や、投げられた苗が田んぼに落ちてしまい顔や服が泥だらけになってしまう子も多く見られました。

田植えが終わり、お待ちかねの昼食の時間です。
安全寺のお米を使ったおにぎり、地元で取れたミズの和え物、フキの煮付け、キュウリと山椒の実の漬け物と、男鹿のタケノコを使ったお味噌汁を頂きました。

どれも男鹿の美味しい食材をふんだんに使っており、全て地元のお母さん方の手作りです。
安全寺のお米は弾力と甘みがあり、山菜は食材の味を活かしながらも絶妙な味付けがやみつきになりそうでした。
どの料理もとても美味しく、参加者の皆さんもあっという間に完食していました!

午後からは、「案山子(かかし)作り」体験です。
事前に古着を集め、オリジナルの案山子を作成しました。

 

今回の田植え体験では大人だけではなく、子どもの参加者も沢山見受けられましたが、参加者全員が楽しそうに笑顔で作業している姿がとても印象的でした。
私たちが毎日食べているお米は、このように大変な作業や苦労を重ね作られていることを改めて学び、先人たちから受け継がれた「この地」を大切に守りながら後世まで伝えていかなければならないと思いました。
また、子どもたちが地元の食材を味わうことで地産地消など多様な面からも学んでもらえる機会になり、これからも大切な地元のお米を守り、感謝をしながらお米だけではなく地元食材も食べたいと思います。秋には美味しい新米の収穫もあるので今からとても楽しみです!


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