水土里情報システム基本操作研修会

2018年8月16日

Filed under: お知らせ — 水土里ネット秋田 @ 10:17 AM

◇◆研修会へ参加してきました◆◇

7月24日(火)~26日(木)の3日間、本会管理情報部水土里情報センター室が主催する「水土里情報システム基本研修会」が行われました。
この研修会は定期的に行われており、今年度も加入団体皆様の技術向上の目的のため実施しております。
本研修会は、参加定員が最大で10名となっており、少人数の研修となっております。(全6回57名参加)
研修会最終日には普段水土里情報を活用されている改良区の方や市町村にも参加頂きました。
  

研修会では、ログインの方法から始まり、地図の基本操作、属性検索、計測、印刷の方法を学び、最後はログアウト方法までの研修となっております。
 
 
 

また、今回はタブレット端末を利用した現地調査システム(水土里egg)の使い方や活用の説明もありました。
「水土里egg」とは、農地や水利施設などの現地調査にて効率的かつ容易に行うことができるように開発した、航空写真と電子地図付きのソフトウエアで、AndroidOS搭載のタブレット型端末(水土里egg端末)にインストールして使用します。
この端末を使うことにより、水土里情報や他のGISデータの図形情報・属性情報などを取り込み、現地で農地や水利施設などの位置や情報を確認しながら、調査票手書きメモ作成写真撮影図形の編集をしてファイル保存し、既存システムとのデータの受け渡しを行うことができます。
 

  

水土里egg端末を利用するには下記の手順となります。
①利用端末(タブレット)の確認又は購入
動作確認済機種以外の場合や機器を導入していない場合は、該当する機器を購入等して準備する必要があります。
②水土里egg(ソフトウエア)使用申請書の提出
団体責任者、担当者、申請ライセンス数、Macアドレス等を記入し、システム起動時に必要となるライセンスファイルを取得します。
③水土里egg(ソフトウエア)のインストール
④ライセンス認証
⑤利用開始

「水土里egg」は、水土里情報システムの加入団体に限定して提供しています。
水土里egg端末費用は、ハード費用(Android端末購入費、通信費)は利用団体での支払いとなり、ソフト費用の年間利用料に関しては、1台あたり15,500円になります。
ただし、初年度は1団体につきデータセットアップ料として69,000円がかかります。

水土里ネット秋田では、現在4団体の利用があり、これから端末の貸し出しも行う予定となっています。

今回の研修は、基礎からしっかり学ぶことで今後業務内で水土里情報システムの活用に役立つ知識を身に付けることができました。
「水土里egg」に関しては、これから徐々に浸透し、これを使うことで業務の効率化に繋がると思っております。
8月28日(火)・29日(水)には市町村向けの実践研修9月11日(火)・12日(水)には土地改良区向けの実践研修も行いますので、興味のある方は同ブログ内「水土里情報システム実践研修(市町村向け・土地改良区向け)の開催」の記事から是非ともお早めにお申し込み下さい。


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